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この音楽の元になる10小節のフレーズは頭の中にあったので、ここから和声展開して楽曲のスケールを大きくしていく予定でした。しかし全体の内容を考えている内に、これはこの単純な和声をシーケンスする方が曲としてのイメージが伝わりやすいと思いました。
和声進行を下地に音楽を展開していく手法は「パッヘルベルのカノン」が有名ですね。
製作背景
淡々と時間が流れる景色を小編成のストリングスセクションで表現しています。この中にテナーサックスとイングリッシュホルンの音を混ぜています。
主となるメロディを奏でるのは、アコーディナです。この楽器は即興演奏でメロディを展開しています。またバックのピアノも景色を広げていくために即興演奏です。
このように淡々と流れる時と感情な動きを演奏で使い分けて表現しました。
イントロとエンディングは記憶の中に入り込むような幻想的な情景をつく作りました。同じフレージングが物語の「入口と出口」になっています。
使用音源
使用楽器はアコーディナ以外はすべてソフトウェア音源です。主な使用音源を簡単に解説します。
ピアノ
ピアノ最近発売された、SynchronのBlüthner 1895を使用しました。Shnchronのピアノ3機種の中でも比較的軽めの音源で、また音もあまり前に出過ぎないのでとても使いやすいピアノです。中盤からのゴスペル調の力強い演奏や後半のヴァイオリンの繊細な伴奏まで、オールマイティな表情が魅力です。
アコーディナ
この音楽のメインのメロディを奏でています。アコーディナは一番古いものを使用しました。所有しているアコーディナの中でも一番甘くて美しい音を奏でます。
ヴァイオリン
ヴァイオリンはEmbertoneのJoshua Bell Violinを使用しています。弱音での演奏は絶品です。
チェロ
チェロはTina Guoの最新シリーズを使っています、何も考えずに手弾きで表情が出せる音源です。特に後ろでフレーズを支えたいときに使うことが多いです。
テナーサックス
物理モデリング音源、Audio Modelingのテナーサックスを使用しています。管楽器1本で表現するときは、Audio Modelingのものを使用することが多いです。最初はこのパートはヴィオラを使おうと思っていたのですが、テナーサックスを使う方がイメージしたとおりの音になりました。
イングリッシュホルン
こちらもAudio Modelingを使用しています。曲中、フレーズ全体が下降しているのですが、イングリッシュホルンが中盤以降に現れて上昇フレーズを奏でます。これは希望を表現したかったからです。
Bass
AASのULTRA ANALOG VA-3を使用しています。AASの全製品は初期の頃から使っている、個人的には大好きな音源です。
その他
背景のストリングスセクションにはSpitfireのOlafur Arnalds Chamber Evolutionsを使用しています。リズムには808系のサンプルを使用、その他、和太鼓や効果音的な音源を多数使用しています。
最終的なマスタリングにはアウトボードを使って低域の調整や全体のバランスを整えています。YouTubeにおけるラウドネスレベル基準値を考慮して調整しました。
ストーリーについて
Movieの中で語られているストーリーは私自身の実話です。
ありがたいことに、ここに登場している両親ともに健在です。
人は数々の間違いを犯しながらも、そのときに感じた正しいことを選択していきます。時にその選択が間違っていることもあります。間違った選択をしたときのその責任は、次の正しい選択をするための教訓とすることで、また新たに立ち上がって歩き出すことが出来ます。
私自身、父の背中から「正しい選択」を、また「間違った選択」も学んだように思います。
人は自分なりに生きてい何かを続けていることで、人の心に届けられるものかがあるのではないでしょうか。この曲で自分なりの父への思いを綴ってみたつもりです。
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