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製作で使用している、チェロ音源


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今手持ちのチェロ音源はEmbertoneのBlakus CelloCinesamplesのTina Guo、そしてBest Service のEmotional Celloの3つを曲調に応じて使い分けています。

全部、Kontakt音源ですね(笑)。

早速、デモ音つきで解説してみたいと思います。

Emotional Cello


2017 03 30 17 25 26

同じBest Serviceであとから出た、CHRIS HEIN SOLO CELLOに話題がいってしまって影が薄くなってしまっている、Emotional Celloですがなかなか個性的でイイ音源ですよ。こういったテクノロジーの世界は、やっぱり後出しジャンケンのほうが機能的には充実しているのは事実ですね。しかし個々に持つ音源のキャラクターの違いがあるので、好き嫌いは出てくると思います。

現状、持っているチェロ音源でこのEmotional Celloは作り込むのにEmbertoneほど手間もかからず、チェロの音がちょっと欲しくなったときに使いやすい音源です。鍵盤手弾きだけでも、ある程度朗々と歌ってくれます。弓のUP、Downもキースイッチで切り替えできます。音もふくよかでボディが良く鳴っている楽器の音です。ただ高音域はちょっと薄っぺらくなります。

同じ Best Service の CHRIS HEIN SOLO CELLO のほうは奏法もたくさんあって多機能ですが、どちらかというと乾いた感じの音です。Emotional Cello のほうは艶があって太い音ですね。好みの問題でしょうがボクは Emotional Cello のほうが使いやすいです。

2021/3/14 追記:バーションアップして、この記事を書いたときよりも高音域の薄さが改善されて音が良くなりました。



Blakus Cello


2017 04 01 12 01 14

ものすごくクセの強い音源です。出音が不安定なため打ち込み入力では困ります。手弾きでもラウンドロビンOFFでも予測つかない挙動をします。それと入力後に#CCの調整は必須で、これをしないと無表情な演奏になってしまいます。手弾きだけでは味気ない表情なので、ライブなどで使うのでしたらコントローラは必須ですね。この音源は状況に応じて、「フルで#CCコントロール調整できるパッチ」(製作向き)と「モジュレーションのコントロールだけで表情付けが出来るパッチ」(LIVE向き)が選べるようになっています。

手を入れるとほんとうにイイ感じに化けてくれます。より細かな設定で本物らしい演奏に近づけていけます。音色も前に出すぎず、後ろに引きすぎずイイ感じです。ちなみにEmbertoneのViolinとViolaは「弓の当たる位置を#CCでコントロールして動かせます」のでより深い表現が可能です。でも、このチェロだけ出来ません。アップグレードしないのかな...。



なんやかんやいっても、曲の中で「いかにもチェロ」という感じの音が欲しいときはこれになることが多いです。前述したEmotional Cello はちょっと高音がシンセっぽくなるところもあって、作り込める余裕があるときはEmbertoneを使うことが多いですね。Embertoneはボクがソフトウェア音源にハマるきっかけになったメーカーなので、ちょっとした思い入れもあるのかもしれません。



Tina Guo


2017 04 01 12 13 04 

チェロ音源というよりも単純に曲を盛り上げるときに使います。朗々と歌ってくれるのですが、この音源のキャラクター上(後述)使いどころは決まってきます。「ここはTina Guoで盛り上げて...」みたいな感じで使うことが多いです。手弾きだけでも色っぽい(写真の奏者のことではなくて音ですよ!)ですが、#CC入力でさらにぐっと盛り上げていきます。

ボクはTina Guoの二胡とかエレクトリック・チェロが入っているバージョンを使っている(エフェクトが豊富でコチラも結構、面白い使い道があります)のですが、この朗々としたチェロの感じだけが欲しい場合は「Legato」単品で充分で、コスパも最高です。ヴァージョンが1.2になってからレガートのかかり具合も調整も出来るようになりました。

でもサラッとした演奏は苦手なので使えません、早いパッセージも弾けません(笑)。柔軟性に富んだ表現をしたいときは、EmbertoneかEmotinal Celloです。これを作っているメーカー、Cinesampleというメーカーは他の音源、StringsやBrassも素晴らしく音が良いのですが使いどころが決まってくる感じです。

2019/2/21 追記:Tina Guoはヴァージョン2.0が発売されて、表現の幅がひろがりました。いずれまたレビューしたいと思っています。



終わりに


これからも音源は何かと増えていくと思います。新音源の感想は折に触れて書いていきます。

ソフトウェア音源はいろんなものを物色し出すとキリがなくなって、ついつい財布ひもが緩んで買ってしまいそうになります。でも、やみくもに購入してしまうと機能を覚えたりする時間が無かったりして、使いこなせないままハードディスクの肥やしになってしまいます。充分時間の取れるときに新音源は導入したいと思っています。そうやって自制することで、お財布にも優しい製作ペースを保っていこうと思っています−!

これだけあれば充分というのはなくて、それぞれの持ち味を活かして使っていきたいですね。

ソフトウェア音源を使うと、知っている楽器はもちろんのこと、いままで使ったことのない楽器の動きや響きをより深く研究しようとする、音に対する探究心や創作の意欲をもらうことが多いです。




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