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真鍮ゴールドのアコーディナ


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オーダーしていたアコーディナがフランスから名古屋名の代理店に届いたようです。オーダーメイドで制作をお願いした、輝くように美しい真鍮ゴールドのアコーディナです。

Borelの復刻

アコーディオンの原型はBorelの名称で知られる、André Borelが設計したものということはこのブログでも書きました。

アコーディナ(accordina)って?

オリジナルモデル

現在は状態の良い初期モデルを入手するのはきわめて困難です。仮に状態の良い初期モデルを入手できたとしても、リードが折れたりした場合は、リードを削り出して楽器に適合させないといけないので、メンテナンスも大変です。

私自身も2台所有していますが、やはりハードに使うことは避けています。

Borelのオリジナルアコーディナ

Marcel Dreuxによる復刻

このデザインに対して愛着のある演奏家も多く、アコーディオン奏者のリシャール・ガリアーノは現行のアコーディナではなく、初期モデルを使いつづけています。

そこで、アコーディナ制作者のMarcel Dreuxが、このデザインを復刻したモデルを作ることにしました。形状はほぼ同じですが、オリジナルよりもやや厚みがあります。これはステンレス製のリードを使っているために、真鍮製のリードよりも長さが長くなってしまうためです。

左右の可動式のフラップなどBorelのアコーディナのデザインを追従しています。またオーダーメイドでニッケルメッキの部分をblackラッカー仕上げにしたものも作って貰えます。

私はゴールドアコーディナを作ってもらう前に、Borel復刻ベースでBlackラッカー仕上げにしたものを作ってもらいました。

赤と黒のBorel復刻

オリジナルのサウンド

今回で2台目となるBorel復刻版ベースのオーダーメイドのMarcel Dreuxアコーディナ。デザインも内部構造も、かなり自分のアイデアを盛り込んで作ってもらいました。



真鍮ゴールドのアコーディナ

DSC 3680

現在、代理店に到着したばかりで調整中なのでサウンドはちょっとわかりませんが、サウンド的には以前作ってもらったblackラッカー仕上げのものと同じと思います。

ただ若干、ボディが短くなっていますので、それが音に影響するかどうかは触ってみてからのお楽しみというところでしょうか。実際期待している部分です。

それとボディが未塗装の真鍮そのままというのが、響きに影響しているかどうか。この部分はかなり期待しているところです。いずれにしても調整中なので、後日、手元に届いてからじっくりレビューしたいと思います。

Borelと復刻の違い

さて、話をBorelの復刻に戻します。

確かにデザインはBorelを意識していますが、サウンドは全く別物です。

リードに関してはオリジナルが真鍮製、復刻モデルがステンレス製。しかし、この部分はあまりサウンドに影響していないかもしれません。なぜなら、オリジナルモデルのリード高音部をMarcel Dreux製のステンレス製のリードと交換しましたが、さほどサウンドに変化は見られませんでした。

ではどの部分が影響しているかというと、おそらくボディの部分と思います。Borelのアコーディナのボディ内部が木製であるのに対し、復刻モデルは樹脂を使っています。さらにBorelは木製ボディ表面に手作業で松ヤニを塗って仕上げています。そのため、一台一台の音が違います。

対してMarcel Dreux製の復刻モデルは樹脂ボディのため、個体差による極端なバラツキがありません。



オリジナルの意味

確かに姿形はBorelの復刻ということなのですが、明らかにサウンドは別物。この事は別の意味で「Marcel Dreuxオリジナル」ということではないでしょうか。

たとえばビートルズの影響を受けたミュージシャンがビートルズへの敬意を払って自分のアルバムを作った場合。ビートルズの雰囲気はあっても、それは彼のオリジナルになるのではないでしょうか。

そういった音楽は、ビートルズのカバーで意外でも探せばたくさんあると思います。実際自分もそんなカバー作品をたくさん発表しています。

そこからさらにオリジナル色を強くしたものもありますのよね。ビリージョエルがかつて発表したアルバム「ナイロンカーテン」がそんな感じだったように思います。

Marcel Dreux製の復刻モデルもBorelに敬意は払いつつも、Marcel Dreux製の樹脂のボディを残して自身のスピリッツを楽器に込めていると思うのです。

だからこのアコーディナは復刻モデルという形態でありながらも、オリジナルのサウンドを持った新しいアコーディナなのです。その部分に私も深く共感しています。




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