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Spitfireの製品ラインナップの中にORIGINALSというのがあります。全製品29ドルとリーズナブルでありながも、本格的なサウンドが楽しめるシリーズです。この中でJANGLE BOX Pianoというのが気になったのでGET!早速レビューしてみたいと思います。
ORIGINALSの音源
SpitfireのORIGINALSシリーズ、今回初の購入です。以前から気にはなっていたました。しかし上位の同種音源を持っているので特に購入する必要も無いかな、と思っていました。
しかしでJANGLE BOX Pianoはちょっと気になったので、Spitfireでピアノ系の音源は無料のLABS以外持ってないので使ってみることにしました。
サウンド
まずはサウンドから聴いてみて下さい。
ピアノとアコーディナ、そして弦を重ねてみました。
気に入った点
ハンマーが弦に当たる音がとてもリアルで生々しいですね。ピアノの最初の立ち上がりの部分。ハンマーとピアノ弦が接触する空気感がとても自然で美しいです。サンプル系のピアノ音源の良いところを実感する部分です。
特に上記サンプルのように音楽の中の空気感を表現したいときには威力を発揮します。
気になった点
CPUの消費が意外と大きいです。古いコンピュータではCPUコストが大きくマシンに負荷をかけるかもしれません。
これはピアノ音源に総じていえることですが、ペダリングを多用するとコンピュータへの負荷は大きくなります。ORIGINALSは廉価版としての位置づけなのですが、リーズナブルなピアノ音源として安易に多用できるものでは無いと思いました。
インターフェース
ORIGNALSのインターフェースはSpitfireの音源を使っている方や無料音源LABSを使っている方からすれば、なじみのあるインターフェースです。とてもシンプルで初めての人でも使いやすいデザインですね。
シンプルに使う
とにかく何も感がえずにプリセットだけ選んで使いたい人。そんな人から簡単に使い始めることが出来ます。
SpitFireの音源、以前はKONTACT専用でしたが、一部を除いて自社開発のインターフェースを使うようになりました。スタンドアローンで使えなくて常にDAWを立ち上げる必要がありますが、シンプルなデザインはとても使いやすいです。
上部に二つ並んでいるスライドバー、向かって左側が音量。これは常にMAXで問題ないです。その隣にあるのがダイナミクス。上に上げるほど尖った音になります。
マイク設定
マイクの構成もいたってシンプルです。左から、
- 近接マイク
- アンビエントマイク
- モノラル・ビンテージマイク
の三種類です。適度にミックスしてサウンドを作っていきます。多くの楽器アンサンブルの中でピアノの音をモノラルにして、景色を作っていくのも面白いと思います。
詳細設定
こちらも詳細設定とはいっても複雑な設定はありません。いたって新譜名構成です。左から
- リバーブ
- ハンマーの堅さ
- ハンマーノイズ
- ペダルノイズ
これを画面下の部分からでも調整できますし、中央の大きいホイールでコントロールすることも可能です。
感想
今回、始めてORIGINALSの音源を購入して使ってみました。印象的には無料音源LABSのアップグレード版という感じですね。ピアノ音源も多数出てていますね。LABSのピアノ音源に関しては、いずれまたブログで特集してみたいと思います。
今回レビューしたJANGLE BOX Pianoは、Abbey Load Studio でレコーディングされたピアノということで、無料音源LABSのラインナップにはない魅力的なピアノです。アップライトピアノの暖かみと空気感を活かした音は素晴らしいですね。
またシンプルな画面設定なので、細かいことを考えずに使えるところもイイですね。
ボサノバのような優しい感じの音楽でメロディラインに使ったり、シンプルなピアノの音で演出するときに凄く重宝しそうです。
ただ廉価版の音源なので、本格的なピアノ演奏には向きません。ピアノを弾くような感じで普通に演奏していると、二度打ち(意図せず同じ音を弾いてしまう)をしてしまうことも多いです。そういった場合は、ピアノの機能面に特化した音源を使うのが好ましいと思います。
決して万能なピアノ音源ではないです。しかし製作する音楽の中で、ある一定のピアノでイメージする景色が欲しいときは、素晴らしい空気感を生み出してくれます。
製作音源
JANGLE BOX Pianoを使って製作した音源です。冒頭のサンプルを仕上げました。こういった少ない編成の音楽ではこのピアノ音源の良さが引き出せると思います。
ピアノ音源まとめ記事
たくさんのピアノ音源を簡潔にまとめています。ご参照ください。
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