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カセットプライズの音楽


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現在、17LIVEで開催していますカセットテープ感謝祭!

オリジナル曲やカバー曲を、セットMTRを使ってイベントプライズを製作すると告知していました。しかし動作チェックをしたところ、故障が判明したので修理することにした、と以前の記事で書きました。

カセットレコーダーで音楽制作

今回はその続きです。

カセットMTR、その後

IMG 1421

カセットMTRの中身を開けて確認したのですが、モータ部分がダメになっていました。この部分を交換するとなると、モーターを探さないといけないのとそれを交換する手間を考えると面倒です。

ヤフオク

そこでヤフオクで探していたら、下位機種ですが整備済みのものを発見。ウィッシュリストに登録して終了間際に11700(17企画がらみなのでこの価格にしました〜笑)で入札。

しかし最終的には28000で落札されました。え?なんともはやの高騰ぶりです。

メルカリ

諦めていたところ、メルカリで今使っているのと同じ機種が8800で出品されていて(出品されてまだ1時間足らず)、値引きをお願いしたら8000にしてくれたので、即購入。これでようやく17企画の作業を続行できます!

しかし、一時期はゴミのように扱われていた昔の機材ですが、今は総じて高騰しているんですね。

プライズ用に音楽制作

これでようやく製作を行えます。カセットMTRでの製作は今回のイベントのキモとなる部分。そして今後も継続してやっていきたいところなので、ザクッと説明します。

カセットMTRを使って17LIVEプライズ用に音楽を製作します。今回のイベント全体のプライズはこの方法で作っていこうと思っているので、もう少し詳しく説明したいと思います。

カセットテープ

通常、サブスク配信で製作している音楽はコンピュータや最新の設備を使って製作していきます。

しかし今回は1980〜90年代あたりで、アマチュアからプロまでプライベートスタジオでデモ製作をしていた方式。つまりカセットテープを使った音楽制作です。カセットテープには私自身が特別な思い入れもあって、このmusicfreaks.jpのサイトアイコンもカセットテープです。

この事は以前書いた記事の中でも触れました。

Lo-Fiサウンド

実はカセットテープでも高級なものになると、音が記録できる範囲はCDでは不可能な周波数帯域23kHzあたりまで記録することが可能(CDは16kHzまで)です。高価なものになると、いわゆるハイレゾ・サウンドになるというわけです。

反対にリーズナブルなものなると音が周波数帯域がCDに近くなります。このあたりのテープのグレード差による音の幅広さも面白いですね。しかし高価なものではなくても20kHzまでは記録できるので。CDよりも幅広いです。

ではなぜCDの音が良いともてはやされたのかというと、テープ特有の「サー」というヒスノイズがCDの場合皆無だからです。レコードの場合、「プリプチ」っというスクラッチノイズがはいりますね。こういったノイズがアナログ再生の特徴ともいえます。

今回製作するのはハイクオリティなハイレゾ・サウンドの方ではなく、庶民レベルのほうのテープにフォーカスしています。いわゆるヒスノイズの多い、Lo-Fiサウンドですね。しかしただの庶民レベルではありません。

それは次にお話ししていきます。

最高の音を生み出すために

今回のプライズではカセットテープと一緒にラジカセもプレゼントします。そして、今回製作する音楽はこのラジカセで再生したときに最適になるように作ります。

つまり再生機器にあわせた、オーダーメイドのカセットテープ音楽となります。

たとえていうなら小さな身体に合わせて作った、オーダーメイドの洋服とおなじです。小さなラジカセにあわせて、このラジカセで再生したら最高の音が鳴るように調整して製作します。

ちょっとマニアックな話になるのですが、カセットテープは各社各種、そしてグレードによって音の傾向が違います。高級なカセットデッキはこれにあわせて音を微調整する機能がついています。これをキャリブレーションといって、テープの録音のみならず音の調整という意味で広く使われる言葉です。

このように音楽をカセットテープ録音するときは、テープの特性に合わせて調整していくのです。

ラジカセに併せた音作り

ここまでのお話は通常のカセットテープ録音におけるキャリブレーションです。つまりどの機器で再生しても、そのテープの特性を活かした音を再現できるように音を調整する作業ですね。

ここからは特別の処理を行います。テープの特性だけでなく、今回はラジカセの再生特性にも合わせて最適な状態に調整したものをテープに録音していきます。

プロセスとしては

  1. ホワイトノイズなどのテスト信号をテープに録音。
  2. それをラジカセで再生させてコンピュータ’解析。
  3. 解析した再生音をフラットな状態に調整。
  4. 解析調整処理したイコライザー曲線を記録。
  5. 記録したデータを使ってマスタリング処理。

このようなプロセスを経てラジカセに最適化したカセットテープマスターを制作していきます。

つまり今回のカセットテープのプライズは、このラジカセで再生することで最高のパフォーマンスを発揮することになります!とりもなおさず、今回のご用意したプライズは超限定の音楽制作プライズなのです!

そしてカセットテープは3本!

  1. m.Freaksのオリジナルと金色秋生詩集
  2. m.Freaks演奏のカバー曲集
  3. m.Freaks懐かしの名曲選

具体的な製作プロセスは後日また、記事に書いていきたいと思います。

懐かしのカセットデッキとそれに合わせて制作した、オリジナル音楽入りのカセットテープ。興味ある方は是非、このイベントにご参加下さい!

12月スペシャルイベント【17LIVE 】

 

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付録ーエムフリ♡m.Freaks お薦めグッズ


付録として、不定期ですがお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げたのがST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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