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ラプトル|feat. 音街ウナ — 欲望が翼を持つとき
愛は、ときに優しく、ときに残酷だ。
「ラプトル」は、女性の欲望と狂気を猛禽類に喩え、相手の心を“喰らう”ほどに求める感情を描いた一曲。音街ウナの幼さを残す歌声が、その危うさを際立たせている。
作品紹介
「ラプトル」は、愛と捕食、本能と感情が交錯するダークなエレクトロ楽曲だ。
“アナタの心を 殺して食べるの”という強烈なフレーズは、暴力そのものではなく、完全に相手を自分の内側に取り込みたいという歪んだ純愛を象徴している。
この曲で描かれる女性は、冷酷な捕食者であると同時に、傷つきやすい存在でもある。
その二面性を際立たせるため、ボーカルには音街ウナを起用した。
制作ノート
本作の出発点は、「女性の情念を、可憐でも成熟した色気でもなく、“捕食者としての本能”で描けないか」という問いだった。
そこで重ねたモチーフが“ラプトル”という猛禽類であり、リズムにはあえて7拍子を選んだ。
安定しない拍子は、理性が揺らぎ続ける心理状態をそのまま音にしたものだ。
ピアノのみになる間奏や静かなパートでは、狂気の裏に潜む孤独や自己嫌悪を描き、
後半では感情が制御不能になるよう構成している。
歌声
ボーカルに音街ウナを選んだ理由は明確だ。
彼女の声には、幼さ・無邪気さ・透明感と同時に、どこか壊れそうな危うさが共存している。
「殺して食べる」という過激な言葉を、大人の声が歌えば支配や残酷さが前に出てしまう。
しかし音街ウナが歌うことで、それは純粋すぎる欲望として響く。
愛と暴力の区別がまだ曖昧な存在——
その不安定さこそが、この曲の核心だ。
「死ぬほどあなたを愛してる」という一節も、
情念ではなく“信じきってしまった心”として、より痛々しく、切実に伝わる。
演奏クレジット
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Music / Lyrics / Arrangement:m.Freaks
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Vocal:音街ウナ
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Programming:m.Freaks
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Artwork:オリジナルビジュアル(ラプトルモチーフ)
制作後記
「ラプトル」は、共感されることを前提にした曲ではない。
むしろ、聴き手の中にある“危険なほど純粋な感情”を照らし出すための作品だ。
音街ウナの歌声によって、この曲は
恐怖ではなく、信じることをやめられなかった愛の物語になった。
音楽配信リンク
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ハイレゾ音源
ハイレゾ音源をサイト内で販売いたしておりましたが、著作権の関係上、ロイヤリティフリーの音源のみの取り扱いでした。今後はハイレゾ音源を楽しむという観点から様々な音楽を自由に販売できる業者で販売をすることにいたします。
ハイレゾ音源は高音域のでティールが素晴らしく、特に細部まで表情や立体感が違います。本格的なコレクションに最適です!
*ご購入時にファイル形式を選んで下さい。
ファイル形式について
非圧縮ファイル:Wavファイル。オリジナルのレコーディングファイル。音質は良いですが容量が大きくなるのとアルバムアートを表示することが出来ません。
可逆圧縮(お薦め):Flac、ALAC(アップルロスレス)。オリジナルの音質を保ったまま圧縮。アルバムアートの表示も可能です。コレクションとして最適です。
非可逆圧縮:AACファイル。非可逆性圧縮で人間の聴覚上ほとんど聞こえない部分をカットしています。容量が小さく出来るので資料としての大量の保存用。
金曜日リリース
作品を毎週金曜日にリリースします。
カバー曲やオリジナル曲を毎回リリース!ある程度まとまるアルバムとして再リリースします。また先行してYouTubeチャンネルでプロモーション動画も公開しています!
今後とも応援よろしくお願いいたします!
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするのですが、聞き疲れしないので気に入っていました。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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