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muse
手回し式オルゴールから始まる幻想的なバラード「muse」。
愛する人を失った男の心の旅を、初音ミクの澄んだ声と生演奏の温度で描いた一曲です。
作品紹介
「muse」は、“愛する人を失った直後の揺らぐ魂”をテーマにしたバラード作品です。
手回し式オルゴールのかすかなノイズと揺れるテンポ、そして初音ミクの淡々とした歌唱が、
生と死、記憶と現実の狭間を漂うような情緒を形づくります。
物語は「天使の声を持つ男」が妻の死を経て声を失い、それでもなお愛した記憶へ向き合う姿を描きます。
曲のラストは、立ち直りなのか、あるいは旅立ちなのか——
聴く人によって解釈が分かれる“曖昧な希望”として設計しています。
アルバムアートには、女神のような女性の後ろ姿が描かれ、
そのシルエットは ト音記号 を象るようにデザインされています。
「muse=音楽の女神」という象徴的なテーマが、作品の世界観に静かに連動しています。
聴く人によって解釈が分かれる“曖昧な希望”として設計しています。
アルバムアートについて
「muse」のアルバムアートは、音源と同じく作者本人(m.Freaks)が手描きしています。
制作において“演奏だけでなく視覚表現も手で作る”ことにこだわり、
作品全体の世界観を視覚的にもひとつの“手触り”として統一することを目指しました。
画面中央には 女神のような女性の後ろ姿 が描かれています。
そのシルエットは、見る角度によって ト音記号 にも見えるよう意図的にデザインされています。
音楽の象徴であるト音記号を、“muse=音楽の女神”というテーマと融合させることで、
主人公にとっての『救い』『記憶』『導き』といった象徴性を静かにまとわせています。
絵画も音楽もひとつの作品として完成させるために、
筆のタッチ、紙の質感、光のにじみ方まで含め、手作業のニュアンスに強くこだわったジャケットとなっています。
制作ノート
本作は大きく三つのセクションで構成されています。
■ 前半
・手回し式のオルゴール(実物を録音)
・初音ミクの歌声
・最小限のパーカッション
現実味のある“手の音”“軋み”をそのまま活かし、物語の始まりを「記憶の箱を開ける瞬間」に見立てています。
■ 中盤
・ピアノ
・バイオリン
・アコースティックベース(生演奏)
“寄り添う時間”をテーマに、ピアノとバイオリンが対話するように展開。
アコースティックベースは生演奏ならではの揺れがあり、作品の呼吸を担っています。
■ 後半
・エレクトリックなリズム
・ベースの深いうねり
ゆったりしたシータビート感を導入し、魂が次の段階へ踏み出すような感覚を表現。
そしてエンディングは、あえて突然に——
夢がふっと途切れるように終わる構成としています。
全トラックをm.Freaks本人が演奏・録音・編集。
“生きているテンポ”が本作最大の表現になっています。
歌声について(初音ミク)
初音ミクの透明感のある歌声は、この作品の情緒の核となっています。
泣き叫ぶのでもなく、喜びを強調するのでもなく、
あくまで淡々と、しかし深い感情を静かに携えて歌う——
失った人を思い返すときの、あの微かな感情の揺れを表す存在として配置しました。
演奏クレジット
Music & Lyrics / Arrangement / All Instruments:m.Freaks
Vocal:初音ミク(Hatsune Miku)
Instruments:
-
Hand-cranked Music Box(実物録音)
-
Acoustic Bass(生演奏)
-
Piano
-
Violin
-
Percussion & Programming
制作後記
「muse」は、自分の中でも久しぶりに“物語そのものを歌にした”作品です。
派手な展開はないけれど、言葉の隙間や演奏の間に、
かつて確かにそこにあった“愛の温度”を残せればと願いながら制作しました。
聴く人によって解釈が変わるよう、あえて曖昧な終わり方を選びました。
人が誰かを失ったときに見える光は、救いであり、また不安でもある。
その曖昧さこそが、人の心のリアリティだと思います。
作品があなたの記憶のどこかに、そっと触れられたなら嬉しく思います。
音楽配信リンク
Spotify Amazon Music Apple Music YouTube Music
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ハイレゾ音源
ハイレゾ音源をサイト内で販売いたしておりましたが、著作権の関係上、ロイヤリティフリーの音源のみの取り扱いでした。今後はハイレゾ音源を楽しむという観点から様々な音楽を自由に販売できる業者で販売をすることにいたします。
ハイレゾ音源は高音域のでティールが素晴らしく、特に細部まで表情や立体感が違います。本格的なコレクションに最適です!
*ご購入時にファイル形式を選んで下さい。
ファイル形式について
非圧縮ファイル:Wavファイル。オリジナルのレコーディングファイル。音質は良いですが容量が大きくなるのとアルバムアートを表示することが出来ません。
可逆圧縮(お薦め):Flac、ALAC(アップルロスレス)。オリジナルの音質を保ったまま圧縮。アルバムアートの表示も可能です。コレクションとして最適です。
非可逆圧縮:AACファイル。非可逆性圧縮で人間の聴覚上ほとんど聞こえない部分をカットしています。容量が小さく出来るので資料としての大量の保存用。
金曜日リリース
作品を毎週金曜日にリリースします。
カバー曲やオリジナル曲を毎回リリース!ある程度まとまるアルバムとして再リリースします。また先行してYouTubeチャンネルでプロモーション動画も公開しています!
今後とも応援よろしくお願いいたします!
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするのですが、聞き疲れしないので気に入っていました。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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