クリスマスに「Smile」を──すべてを手で奏で、言葉を届けるための動画

  • 2025年12月24日
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クリスマスに「Smile」を──すべてを手で奏で、言葉を届けるための動画

Smile サムネイル.

今年のクリスマスに向けて、チャールズ・チャップリンの名曲 「Smile」 をテーマにした動画をYouTubeで公開しました。
この曲が持つやさしさと強さを、できるだけ丁寧に、そして温度のある形で届けたい。そんな思いから、演奏・翻訳・映像まで、すべて自分の手で作り上げています。


 一番苦労したのは「日本語訳」でした

今回、歌詞の日本語訳もすべて自分で行っています
ただ直訳するのではなく、「音楽の流れの中で、自然に意味が入ってくること」を最優先にしました。

映像を見ながら、
この言葉は今、耳に入ってくるだろうか
旋律とぶつからず、感情を邪魔していないだろうか

そう自問し続けた作業は、正直に言ってこの動画で一番時間と神経を使った部分です。
それでも最終的には、「ストン」と心に落ちる日本語に近づけたのではないかと感じています。

※なお、英語原詞の全文掲載は著作権の関係上行っていません
ブログでは、私自身が制作した日本語訳のみを掲載し、原曲の魅力や意図については解説という形で触れています。この点についても、あらかじめご理解いただければ幸いです。


 笑顔の映像が、音楽と歌詞をつなぐ

動画内では、さまざまな人の笑顔の映像を使用しています。
特定の誰かではなく、「どこかにいそうな誰か」。
その笑顔が、音楽と歌詞を一つの感情として結びつけてくれました。

「Smile」という曲が持つメッセージは、決して押しつけがましいものではありません。
だからこそ、説明よりも“表情”で伝えたいと考えました。


 ボーカルについて──繊細さと包容力の重なり

ボーカルは 紫門トパーズAmara(SynthV 2 PRO) のデュオ構成です。
紫門トパーズの持つ繊細なニュアンス、そしてAmaraのそっと背中を支えるような声。その重なりが、この曲の空気感をより立体的にしています。

一人で完結しない「寄り添い合う歌声」が、今回のアレンジには不可欠でした。


 すべての音を“自分の演奏”で重ねるということ

本動画のバックトラックは、ストリングス音源を除き、すべて生楽器による演奏です。

ギターには 1964年製 GIBSON クラシックギター を使用。年月を重ねた木材ならではの、角が取れた深い響きが、この曲の持つ包容力を支えてくれました。

ベースは Tune TB-345 フレットレス。主張しすぎず、しかし確かにそこに居る、そんな「寄り添う低音」を意識しています。


そして間奏では アコーディナ(accordina) を使用しました。ハーモニカにも似た息遣いのある音色が、静かな高揚感を生み出しています。

アコーディナ(accordina)って?

音数を増やすのではなく、一音一音に意味を持たせる。その積み重ねが、この動画の音楽的な軸になっています。


🎧 演奏クレジット

歌:紫門トパーズ&Amara(SynthV 2 PRO)

編曲:エムフリ♡m.Freaks
演奏:エムフリ♡m.Freaks

動画:エムフリ♡m.Freaks
Movie素材 from https://pixabay.com/

☆All Instruments by m.Freaks
Guitar : GIBSON Classic 1964
Bass : Tune TB-345 Fretless
accordina:Marcel Dreux (serial.1306)
Strings : Spitfire Abbey Road Two: Iconic Strings Professional

DAW : Digital Performer
Mixer : SSL Big Six、
Insert Effect : Warm Audio WA2A、Avalon Design AD2055 EQ Mic : LTC 940、LTC240PRO


 —-【Smile】——

この動画が、クリスマスのひとときに
少しだけ肩の力を抜いて、笑顔になれる時間を作れたなら。

そんな願いを込めて、公開しています。
ぜひ、音と映像を通して「Smile」を感じていただけたら嬉しいです。

Music by Charles Chaplin
Lyrics by John Turner and Geoffrey Parsons
日本語訳:エムフリ♡m.Freaks

笑ってごらん どんなに辛くても
笑ってみて 挫けても
心が曇っても
青い空が広がってるから

君の笑顔で 哀しみは去るよ
笑顔でいると 明日になれば
きっとわかるから 輝く太陽は
君自身

喜びは 輝きにあふれ
嫌なこと 哀しみの足跡も
泪の跡さえ 見えなくなる

だから 試してごらん
笑ってみて 泣いているよりも
大切なものがわかるはず
もし君が
笑顔でいるなら

いつでも 試してごらん
笑顔でいると 哀しみよりも
大切なことに気付くはず
もし君が
笑顔でいるなら

 

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付録ー調声に最適なヘッドフォン!


付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするのですが、聞き疲れしないので気に入っていました。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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