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「The Rose」はもうスタンダードナンバーといってもイイくらい世界中の人に親しまれている曲ですね。ストレートでわかりやすいメロディに多く人の共感を呼ぶ内容の歌詞。これからもたくさんの人に愛し続けられる歌ですね。
The Rose
今回は前半のピアノのイントロのアレンジはそのままで、後半にかけてリアレンジしています。原曲はゴスペルフィーリングなアレンジですが、それを少しカントリー風にしてみました。
The Rose 翻訳(宗平朱音)
今回はお世話になっている歌い手さん、「宗平朱音」さんが翻訳したものを使わせていただいています。とても美しい日本語で翻訳されていて、歌の本質を伝えてくれています。
誰かが言う 愛は川だと
かよわい葦を沈めてしまうような
誰かが言う 愛は刃だと
魂を切り裂いてしまうよう誰かが言う 愛は飢えだと
終わりのないうずくような欲求私は思う 愛とは花だと
そしてあなたは たったひとつの”種”傷つくことを恐れる心では
踊ることは学べない目覚めることを恐れる夢では
チャンスなど掴めない奪われまいとしていては
与えることなどできはしない死を恐れる魂では
生きるということをわかりはしないあまりに孤独を感じる夜
あまりに道のりが長く感じるときあなたは思うでしょう
幸運と力を持つ者だけが愛を得るのだとそんなときに思い出してほしい
冬に厳しく雪の下奥深く眠っている種は
太陽の愛と共に 春には薔薇の花になるということを
録音MIXについて
演奏は、パーカッションとピアノ以外はアコースティック楽器を使っています。そして今回、特にお伝えしたいのが、この曲のMIXで生ギターと生ベースに使ったプラグインエフェクターです。
それは、Softubeのチートプラグイン、BlueToneです! 以前から気になっていたのですが、セールも終わってしまっていたので、また次の機会にしようかな...なんて思っていたら、SofetubeのWebサイトでまだセールしてました!
基本的にチート系のプラグインは、自分の思っていた音にならないことが多いので使わないんです。しかしこれはもうスゴいです!イイです!そしてMix作業の時短が半端ないです。
今、アコギと生ベースを録音して、これ差しただけでほぼ完了しました。楽器のタイプを選んでノブを回してEQを調節するだけで完了。ベースはブリブリになって、ギターはキラキラになりました!いやはや、スゴいです。それしか言えません😅
もちろんボーカルにも使えます。SynthVのバックコーラスにも使いました。ただメインボーカルはLA2A系ハードウェアとAD2055にサミングアウトしています。このあたりは、なんかちょっと変なこだわりみたいなものがありまして...。
ということで、とりもなおさず感動をお裾分けしたくて、書き込みました!今はいらないや、と思っている人も頭の片隅にょっとおぼえておいて、また次回のセール時にでも!
Mixで使ったらホント、感動しますよ!
歌声について
現在進行形のNatalieのアルバム。今回の「The Rose」も収録します。現時点で9曲なので、後1曲製作してReleaseします!
歌声のポテンシャル
今回と前作続いて英語の曲を「Natalie」で製作しましたが、「Natalie」は英語で歌わせた方が最高のポテンシャルを引き出せるということを強く感じました。それは逆に日本語ノデータベースの歌声は日本語のほうがやはり良い結果が出るということです。
これはまだ検証中なので断定は出来ませんが、パラメータやボーカル設定の変化がデフォルト言語で歌わせ方がより素直に変化するようなのです。もともとAI学習させた言語の方が良い結果が出るのは、考えてみれば当たり前ですね。
ボーカルスタイルとパラメータのを併用しながら調声していくと、このあたりの変化が結構あるように感じます。ボーカルスタイルとパラメータの関係性については、また次の機会のでも解説動画で説明します。
The Roseのコーラスパート
今回のコーラスパートもデフォルト言語が英語を選びました。
- Sheena
- Soralia
- Saros
- Hayden
の4人です。今まではコーラスパートは「桜乃そら」と「京町セイカ」が定番でした。理由は「桜乃そら」は音域が広くて対応力が広いから。そして「京町セイカ」は高音域の伸びが素晴らしいので、上のハモりを担当してもらっていました。
しかし、先にも書いたように英語の歌の場合、やはりAIに言語学習させたデフォルトの歌声の方が自然な歌唱になるような気がするので、英語の歌ではできるだけ英語のデータベースを使っていこうと思いました。
そのあたりの検証は、もっとたくさん数をこなして見ていきたいと思います。中国語ベースに魅力的な声も多いのですし、そうなると中国語のデータベースの本来の魅力を引き出せてないなんてことにもなりますね...。僕が中国語が出来ないので、こちらは日本語か英語で今後も使っていくしかないので...。
ただ、「Natalie」のアルバム収録のための最後の一曲は日本語の曲になります。
それはまた次回に!
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付録ーエムフリ♡m.Freaks お薦めグッズ
付録として、不定期ですがお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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