【テルーの唄】ゲド戦記より


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*画像はスタジオジブリからの二次使用許諾されている者を使用しています*

【テルーの唄】は手嶌葵さんの歌声で有名ですね。この曲をSynthesizerV、中国語データベースのQing Suに歌ってもらいました。中国語データベースには美声が多く、Qing Suもやはり隠れた美声の歌声です。

Qing Su

SynthesizerVの中国語ベースの歌声、「Qing Su」と書いて「チンスー」と読みます。

中国語ベースの歌声は男女問わず落ち着いた声の美声が多いです。日本語ベースと英語ベースは個性的というかアクが強いのですが、中国語ベースは基本的に抑制のきいた声でとても使いやすいです。

ただ原語の問題なのですが、クロスランゲージ機能で日本語に切り替えた場合、母音が強く発音されて調声の必要が生じます。とくに「fu(ふ)」の「u」の音は明らかに変です(笑)。なので調声で「F」の強さを115%、「u」の強さを55%くらいにします(デフォルトは100%)。場合によっては長さも調声します。これ以外にも子音のあとの母音は日本語らしからぬ発音になることが時々あるので、耳で聞いてその都度、調整をしていくことになります。

ただ、これを個性として使うのも当然ありだと思います。英語ベースの場合、こういった訛りをそのままにした方が良い場合もあります。日本語を英語のような訛りで歌う歌い手さんもいますから(桑田佳祐さん?など昭和のPOPSに多い)。

なので中国語訛りでも、敢えて日本語に直さずにそのまま使用するのも個性としてはありかもしれません。

さて「Qing Su」ですが、若干「スモーキー」な擦れた声です。しかし英語ベースの「Natalie」ほどではありません。またパラメータ変化も大きく揺れません。これは中国語ベースの歌声ほぼ全部にいえますが、過激な変化をしないので歌声はとても扱いやすいです。

前に出ようとする声ではなく、控えめながらも存在感をのある魅力的な声です。今回は特にこの声の美しさを堪能してもらうために、ピアノとのデュオで演奏しました。

ピアノについて

ピアノはVSL Synchronのピアノ音源を使用しています。

SYNCHRON Pianoレビュー

今回はFAZIOLI F308を選択しました。Synchronピアノは新しくFAZIOLIのF212もリリースされています。こちらを使いたかったのですが、購入時、PayPalがうまく機能しなくて保留状態が続いてまだGETできていません。なので今回はF308を使いました。

PayPalでのご支援は、すべてソフトウェア音源の購入で大切に使わせていただいています。いつもご支援、本当に感謝いたしております!

F212の方がピアノの全長が小さめで、コンサートグラントいうよりもリビングルームのピアノのイメージです。スタンウェイでいうモデルBと同じですね。YAMAHA でいうとCシリーズですかね。SynchronのF212は小さめのスタジオで収録しているようなので、響きも抑え目くっきりとしているようです。歌とのデュオではイイ感じになるのではないかと思います。次の機会に使ってみたいと思います。またレビューも書いてみたいと思います。

で、今回は大きめのグランドピアノ、F308を使用しています。このピアノは全長が3メートル以上あります。この大きさで全体が共振するので響きが深く、うねるようなサウンドです。ピアノの弦はボディの中で高音弦と低音弦が交差して配置されているために、これが共振し合って位相が緩やかに揺れながら響きます。全島3メートル以上あるボディから鳴り響く音はまさに圧巻です。

結果的にこのピアノの音で「テルーの唄」の壮大なイメージをうまく表現することが出来ました。

Synchronピアノはピアノ音源の中でも最も生ピアノに近い響きで、ピアニストには絶大な人気の音源です。欠点はファイル容量が大きい(一つの音源で大きいものだと400Gもあります)のと、値段がお高いというところでしょうか。それとこのソフトウェアを使い切るマシンスペックも必要になります。なので、よほどピアノの音にこだわりがない限りは躊躇してしまします。

ただ音はホントによくて、プロのレコーディグエンジニアの人も「下手に生ピアノを録音するよりSynchronのピアノ音源」と言っているくらい、生ピアノの響きがします。

ただたくさんの音をMIXする中でのピアノの音なら、この生々しさが邪魔になります。僕もこの音源はソロピアノや少ない編成でしか使いません。

また何かの機会にSynchronのピアノ音源の全部を引き比べた動画を上げてみようと思います。その中で気に入ったピアノがあったら是非!ピアノが好きな人は、ひとつはもっておいほうがイイ、そんなピアノ音源ですよ!

【テルーの唄】ゲド戦記より

スタジオジブリは画像の二次利用を許諾して公開しています。なので今回の動画もスタジオジブリからお借りして製作しています。

音の方ですが、今回のミックス作業は本格的にやってみました。いつもならパソコンだけで終結させるのですが、今回は編成がシンプルなのでアウトボード(ハードウェア)を使って編集しています。

まず、「Qing Su」の声はWarm AudioのTubeコンプ「WA-2A」を使っています。これは伝説のコンプレッサー「LA2A」を再現したもので、価格は「LA2A」1/3程ですが、音はまさに「LA2A」そのものです。これで声の奥行きと存在感を出しています。

プラグインでも「LA2A」を再現したものはたくさんありますが、奥行き感はハードウェアと比べると違います。ちなみにLA2AプラグインはUADのものが一番優秀で、パソコン内で処理するときはこれを使っています。

そして全体のミックスはSSLのBIG SIXという小型卓にサミングアウトしています。プライベートスタジオでは充分なスペックで、これを通すだけでSSLの音になります。ピアノと歌声を一旦デジタルからアナログに変えています。この信号をAD2055(パラメトリックイコライザー)で処理して、SSL卓のコンプレッサーでまとめています。

ここまでを2MIXにまとめたものを、最終的にマスタリングでMS処理などの細かい仕上げをしています。

編成がシンプルになるほど、音作りは手を抜くことが出来ませんね。

そんなこんなで音にこだわった【テルーの歌】、是非!そういった部分もあわせてお聴き下さい!

*画像はスタジオジブリからの二次使用許諾されている者を使用しています*

 

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付録ー調声に最適なヘッドフォン!


付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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