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生配信用、「ポン出し」ミキサー


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17LIVEの生配信でのミキサーは定番でもある「YAMAHA MG10 XU」を使っています。

17音楽ライバーに定番のYAMAHA MG10 XU

しかしエンタメを追求していくと、ボイスチェンジャーエフェクト音を本体にプリセットできる「Podキャスト専用ミキサー」が欲しくなってきました。

そこでネット検索してPodcast専用のミキサーを実際に購入して比較してみました。

今回、購入したのは、

  • MAONO AME-2
  • AUTEN UC8000

の2機種です。

MAONO AME-2


YAMAHA MG 10XUで生配信は充分なのですが、毎日配信していると演出用の効果音を扱える機能がついた、Podキャスト配信用のミキサーが欲しくなってくる。そんなことで本体に効果音を記録させて、ボタンひとつで呼び出せる機能のついてものを使ってみることにしました。

まずはMAONOのAME-2。

AM100からさらに軽量化が図られた最新機種AME-2。ネット上のレビューでは大評判でYouTube動画などでもおおむね高評価を得ています。本体とコンデンサーマイクとのお得なセット販売のものがアマゾンで購入できます。


多機能でコスパは最高

とにかくアレもコレもと多機能、コスパは最高です。

なによりもコンデンサーマイクとスタンドも付いていて、ケーブル類もすべてそろっています。届いたその日から配信できます(iPhoneで使用する場合はカメラ接続アダプターキットが別途必要です)。

取説無しでほぼ設定は完結します。各種設定も一目でわかって、ミキサーとしての機能も充分です。サンプリング周波数は16bit/48kHzと他の機種よりも劣りますが、この種の製品の使う用途を考えれば問題ないですね。

入力系統が本当にたくさんで、ほとんどのPodキャスト配信ならコレでカバーできますね。効果音も60秒のもの3種類、20秒のもの8種類、合計11効果音を記憶させられます。60秒の効果音は本体のボタンひとつでループ再生ポン出しか設定できます。

またヘッドフォンモニターはマイク付きのものも使えます。

バッテリー内蔵で電源供給と接続のコネクタは別々です。前機種のAM100ではこの部分が独立していなくて、スマホやパソコンで接続中は常にバッテリー充電されている(内蔵バッテリーの意味が???)という状態だったようです。こういった部分をすぐに新機種で対応してユーザビリティを反映していますね。

とにかく至れり尽くせりで、Podキャスト配信で必要なものはすべてそろっています。ネットで大評判なのもうなずけます。

気になったところ

気になった点を書きます。

まずモニターがかなり問題です。マイクからダイレクト音とDSP(デジタルサウンドプロセッサ)を通った音がモニターから出力さています。そのため原音とエフェクトのかかったレイテンシ(延滞)のおこった音が混ざり合って、コーラス効果のようになっています。

この症状はヘッドフォンもアナログ出力とも同じです。

ただこの症状はアナログのみで、配信しているデジタル出力のほうは問題ないようです。つまりPodキャスト配信でのリスナーさん側は問題なく聞こえています。モニタ環境でリバーブをかけたまま配信すれば、それでごまかされてそれほど気になりませんが、エフェクトOFFだと結構気持ち悪いです。

また、「DRY WET」のボタンはエフェクト効果をOFFにするだけではなくMIX全体をマイク入力のみするものです。つまり「マイク入力がSOLO」の状態です。演奏中にMCをしようとしてこのボタンを押すとバックの演奏が消えてしまます。この部分をモニターで確認できないので、エフェクトのON、OFFと勘違いして使わないように注意が必要です。

安価な機材でPodキャスト配信を始めたい!という人にはとても便利な機材です。しかし自分の声や演奏をモニターしながら配信するには「原音とのエフェクトレイテンシの混ざった音」が気になります。

このあたりは「価格相応」な割り切りが必要なところかもしれません。メーカーがこのあたりの改善をすると、とても良い機材になるでしょうね。

ATEN UC8000


あまり目にすることのないメーカですよね、Google広告で偶然見つけた製品です。KVMスイッチを作っている会社で、同スイッチのシェアは世界第1位らしいです。

サンプリング周波数も24bit/96kHzと充分です。そしてデザインがなんとなく素敵で、そこからググってYouTubeビデオなどで機能チェック。メーカー保証三年という安心感から、とりあえずGETしました(笑)。


最悪の第一印象

使ってみて一番最初、エフェクトが全くかかりませんでした(汗)。初期不良と思って返品。

サポートに電話に問い合わせたらとても丁寧な対応。交換品を送ってくれました。で、新しいので再度チェック。やっぱりエフェクトかからない(汗)。検品したの?と思って再度お問い合わせ。

で、原因解明。

なんと初期設定でCH2のみがエフェクトかかるようになっているらしいです。通常CH1に入力でしょ?なんで初期設定でCH2のみ?設定はソフトウェア(Windows10用、メーカーサイトでダウンロード)でCH1も使えるように出来るのですが...

初期設定ではCH2のみ???

つーか、最初の返品前に教えてよ(笑)。
いや、そもそも本体見てCH2優先とわかるようにしておいてよ(泣)。

エフェクト利用出来るようになったので、早速、リバーブを使ってみたのですが、

ごれが最悪...。

リスナーさんからも「お風呂に入っているみたい」という指摘が...。音の広がりを出すのではなくひたすら奥行きを出すので、メインパートに使うと伴奏の後方に行ってしまって音が遠くなってしまいます。

まるで遙か彼方で演奏している感じです(笑)

よってこの日はMAONO AM200に切り替えて配信を再開しました。

しかし大化けします

最悪の印象のUC8000ですが、ソフトウェアで設定することで大化けします。

このソフトウェアで先述した入力設定、コンプレッサーの設定、各種エフェクトの設定を細かく設定できます。さらに追加で任意のエフェクトプログラム設定のメモリー(6種類)まで追加設定が出来てしまいます。

そして最悪のリバーブはソフトウェアにある「ECHO」というディレイエフェクトを使って作り込むことによって、自分の好みの残響を作ることが出来ます。ここではイコライザー設定だけではなく、フィルター設定やアンプシミュレーションまであります。僕はこの設定で任意のエフェクト設定をしています。各種設定はダイヤル設定で呼び出せます。

CH1もエフェクトを使えるようにして、CH2のみをコンプレッサーをかけた状態にしました。

効果音パッドの設定も出来て、こちらも「ループ再生」か「ポンだし」を設定できます。

このソフトウェアで設定すること前提なのでしょうか?そうだとしたら初心者にはお勧めできない。初期設定がダメダメだっただけに、ビックリです。逆にここまで追い込んだ設定できるなら、最初からもっと使える設定にしておいては?と思います。

とくに謎?のリバーブ...。おそらく、歌や演奏を想定しているのではなく、雑談やゲーム配信の残響効果としてなんでしょうね。

ちなみにコンデンサーマイク用の48Vも各チャネル独立設計になっています。ヘッドアンプはMAONO AM200よりもしっかりしていますね。そしてノイズ対策もバッチリです。

ただ、ATEN UC8000は設定できる方以外、あまりお薦めできません(ソフトウェア対応はWin10のみ)。音楽用に利用するなら初期設定はホント泣けてきます(笑)。

最終的に


結果として設定後のUC8000をメインに使うことにしました。やはりヘッドアンプの部分が良いので、モニターしたときに気持ち良く演奏できるというのが大きいです。

いろいろ問題点も

しかし気をよくして配信していると、リスナーさんから「全体的に音が小さいと」とのご意見。アーカイブを確認してみると、聞こえないことはないんだけど以前よりも小さい。

UC8000自体の出力はMAX迄上がっているので、この機種自体の電圧が低いのでしょうか。たぶんOBS配信ならパソコン側で音量調整できますが、iPhoneだとストレートに出力した音しか使えません。

そこでUC8000からアナログ出力してMAONOのAME-2に接続。ここからiPhoneにつないで配信してみました。演奏中のモニターはUC8000で直接聞くことにして、音自体はMAONOのAME-2で音量調整したものなのでリスナーさん側も気持ち良く聴けるようになって、双方問題なし。

iPhoneで配信するときはこの方法か、もう割り切ってMAONOのAME-2のみで行くかですね。

結局のところ両方使うことになってしまいました。2機種あると効果音が19個のポン出しを出来るので、結構いろんなシーンで対応できそうですね。せっかくですので、そういった部分でも工夫して使ってみたいです。

結論としては「ボイスエフェクト」や「効果音ポンだし」を使わないなら、YAMAHAのMG10 XUAG03MKで充分ということでしょうかね(汗)。

17音楽ライバーに定番のYAMAHA MG10 XU

それぞれの使い道

たとえばメインマイクにMG10 XUAG03MKを使って、外部入力からの「効果音ポンだし」用に使うなら、この2機種がサンプラーを買うより安上がりなのでお薦めです。

「効果音ポンだし」をメインの機器として使うなら

MAONO AM200

ただ、ボイスチェンジャーの機能はアナログアウトが良くないため、あくまで「効果音ポンだし」の機材として割り切って使うのが良いと思います。

そして、ボイスチェンジャーの機能を使うなら

UC8000

がしっかりした作りですので安心です。流石、KVMスイッチ世界シェア一位のメーカーだけあって信号類の流れに関してはしっかりしています。こちらもポン出し機能があります。難点としてはバッテリー内蔵していないところでしょうかね。

このあたりでの使い方は、また検証していって記事に書いていきたいです。

 

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付録ーエムフリ♡m.Freaks お薦めグッズ


付録として、不定期ですがお薦めグッズをここに掲載します!

今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。


僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。

その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。

ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。

購入までの経緯

最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。

当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするので、ちょっとしたMix用にも使えそうなの感じでした。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。

気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。

Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。

調声に最適

結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!

丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。

同じデザインで、ST-90-05ST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げたのがST-90-07です。

低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。

最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。

とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!


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