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最近、カセットプレーヤーを2台購入しました。
ひとつは据え置き型、もうひとつは持ち運び用。
- フランス RECORDING THE MASTERS社 ステレオカセットプレーヤー/レコーダー B-1000EW
- WTB-795S デュアルスピーカーとヘッドフォンジャックを備えたカセットテーププレーヤー
正直なところ、最初は「ただ再生できればいい」という軽い気持ちでした。
ですが今は、この選択が想像以上に豊かな時間を生み出してくれています。
1.経緯 ― 偶然から始まったカセット回帰
きっかけはとても偶然でした。
ちょうど2月から英会話のレッスンを受け始めています。
日常会話は問題ないものの、「論理的に議論できるレベル」まで引き上げたいと思ったのが理由です。
そんなタイミングで、ゴミの日に大量の英語教材カセットテープが捨てられているのを見つけました。
今の時代、ストリーミングやアプリが主流です。
しかし、そこにある“物としての情報”に妙な魅力を感じたんです。
「これ、活用できるのでは?」
そう思った瞬間、カセットプレーヤーの購入が決まりました。
2.まずはシンプルに ― WTB-795Sの導入
最初に選んだのは、
WTB-795S デュアルスピーカー搭載モデル
理由は明確で、「とにかく再生できればいい」という一点。
ただ、実際に使ってみると想像以上に良かった。
- デュアルスピーカーによる手軽な再生環境
- ヘッドフォンジャックで集中リスニングも可能
- 操作がシンプルでストレスがない
この“何も考えずに使える感覚”は、現代のデバイスではむしろ貴重です。
スマホのような多機能性とは真逆。
しかしそれが、「音に集中する」という体験を引き出してくれます。
3.外でも聴きたい ― B-1000EWの追加購入
使い始めてすぐに思いました。
「これ、外でも聴きたいな」と。
そこで導入したのが、
RECORDING THE MASTERS社 B-1000EW
このモデルは“持ち運ぶためのカセット体験”を成立させてくれます。
- コンパクトで携帯性が高い
- シンプルながらしっかりした音質
- レコーダー機能も備えている
移動中に英語教材を聴く。
それだけの行為が、どこか特別な時間に変わります。
スマホとは違い、「わざわざ再生する」行為があるからです。
このワンクッションが、集中力を一段階引き上げてくれる。
4.テープの音と音楽 ― ローファイの本質
ここが最も重要なポイントです。
カセットテープの音は、決して“高音質”ではありません。
- 高域はやや丸い
- ノイズも含まれる
- ダイナミクスも限定的
しかし、それでも心地よい。
なぜか。
これは音楽制作にも通じる話ですが、
「良い音 = 高解像度」ではないからです。
実際、現代の制作環境にはカセットテープを再現するプラグインが存在します。
つまり、あえて“劣化”させることで心地よさを作っている。
人間の耳は、必ずしもクリアすぎる音を求めているわけではない。
むしろ、
- 少し曖昧で
- 少し滲んでいて
- 少し距離がある音
これが“安心感”や“没入感”に繋がることがあります。
カセットテープは、その状態を自然に作り出してくれるメディアです。
5.Productsの詳細
WTB-795S
据え置きで気軽に使えるエントリーモデル。
- デュアルスピーカー搭載
- ヘッドフォン対応
- シンプル操作
「まず1台」という意味では非常に優秀。
カセットの世界への入口として最適です。
RECORDING THE MASTERS B-1000EW
携帯性と質感を両立した1台。
- ポータブル設計
- 再生+録音対応
- ミニマルで美しいプロダクト
“持ち出せるカセット体験”を成立させるモデルです。
まとめ ― カセットプレーヤーは「音の再定義装置」
カセットプレーヤーは単なる懐古的アイテムではありません。
むしろ、
- 音楽との距離感を変える
- 集中力を高める
- 音の“心地よさ”を再認識させる
そんな装置です。
もし今、
- 音楽が少し“消費的”に感じている
- 作業用BGMになってしまっている
- もっと深く音に入り込みたい
そう思っているなら、カセットプレーヤーは一つの答えになるはずです。
不便さの中にある豊かさ。
その価値を、ぜひ一度体験してみてください。
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするのですが、聞き疲れしないので気に入っていました。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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