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● 作品紹介
闇の底で微かに響くピアノ。
そして、ひび割れた人形が夢の奥でそっと囁くような気配──。
『Bonne Nuit』は、
優しさと恐れが同居する“おやすみ”の時間を描いた
フェアリーテイルホラー風バラードです。
穏やかなピアノと柔らかなチェロの音色。
中盤でふと現れ、世界を揺らすように広がるエレクトロ・チルの淡い質感。
そのすべてが、初音ミクの透明な声と交わり、
美しくも壊れた夜の情景をつくり上げています。
タイトル「Bonne Nuit」はフランス語で“おやすみ”。
その言葉の奥に潜む、
静かな別れと
眠りへと沈む微かな怖さを、音と映像で描いた一曲です。
● 制作ノート
この曲のテーマは
「優しい別れを、少しだけ怖い世界観で描く」
ことでした。
Piano と Cello によるクラシカルな静けさ。
しかしその奥には、
ムンクの絵画のように揺らぐ背景、
歪んでいく意識、
夢と現実の境界が少しずつにじむ感覚──。
中盤にだけエレクトリック・チルの要素を入れたのは、
「眠りの深層」に潜る瞬間の冷たさを出すためです。
そこで一度だけ空気の温度を下げ、
終盤のピアノとチェロで再び優しく包み込む構成にしました。
テンポは 60。
心臓の鼓動より少し遅い、
“眠りかけの速度”を意識しています。
● 歌声(Vocal:初音ミク)
初音ミクには、
「泣くのではなく、泣く手前の静けさ」
をイメージして歌わせています。
感情を露骨に出さない透明感が、
逆に深い孤独や「さよなら」の余韻を引き立てると感じ、
ブレスを抑えた繊細な調整で仕上げました。
● 演奏クレジット
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作詞・作曲・編曲:m.Freaks
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Vocal:初音ミク
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Backing Track:Piano、Cello、Electric Chill Elements
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Tempo:60 BPM
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Genre:Piano × Cello × Chill × Fairytale Horror
● 制作後記
曲のビジュアルをすべて
“メルヘンチックだけど、不穏で少し怖い世界”
に統一しています。
プロモーション動画では、
ムンクの「叫び」の筆致を思わせる背景や、
歪んだ鏡、人形の少女など、
美しさと恐怖の境界線に立つような映像で構成しました。
けれど、この曲の本質は“恐怖”ではありません。
それは
静かで優しくて、でも確かに終わってしまう夜
を描いたもの。
12/5 Release。
あなたの夜に、
小さな灯のように寄り添う一曲になれたら嬉しいです。
音楽配信リンク
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ハイレゾ音源
ハイレゾ音源をサイト内で販売いたしておりましたが、著作権の関係上、ロイヤリティフリーの音源のみの取り扱いでした。今後はハイレゾ音源を楽しむという観点から様々な音楽を自由に販売できる業者で販売をすることにいたします。
ハイレゾ音源は高音域のでティールが素晴らしく、特に細部まで表情や立体感が違います。本格的なコレクションに最適です!
*ご購入時にファイル形式を選んで下さい。
ファイル形式について
非圧縮ファイル:Wavファイル。オリジナルのレコーディングファイル。音質は良いですが容量が大きくなるのとアルバムアートを表示することが出来ません。
可逆圧縮(お薦め):Flac、ALAC(アップルロスレス)。オリジナルの音質を保ったまま圧縮。アルバムアートの表示も可能です。コレクションとして最適です。
非可逆圧縮:AACファイル。非可逆性圧縮で人間の聴覚上ほとんど聞こえない部分をカットしています。容量が小さく出来るので資料としての大量の保存用。
金曜日リリース

作品を毎週金曜日にリリースします。
カバー曲やオリジナル曲を毎回リリース!ある程度まとまるアルバムとして再リリースします。また先行してYouTubeチャンネルでプロモーション動画も公開しています!
今後とも応援よろしくお願いいたします!
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付録ー調声に最適なヘッドフォン!
付録として、エムフリお気に入りのお薦めグッズをここに掲載します!
今回は調整作業に使っている、ヘッドフォンです。
僕は基本的にヘッドフォンで音楽を聴くのは好きではなくて、アナログ録音時のモニターか雑音などの最終チェックにしか使いません。
その理由は再生音がヘッドフォンによる特性にかなり左右されるからです。なので制作時にはその目的に応じた音のヘッドフォンを選択することになります。録音時のモニターや雑音を検知するのに適したものを選びます。
ただ、ヘッドフォンはそれほど好きではないのです。空間を介さない直接耳に伝える音なので、どちらかというと好んで使うというよりも、作業工程で仕方なく使うことが多いです。
♡購入までの経緯
最近、SynthesizerVで調声をするようになって、MacBookPROを使用して外出先などでも作業するようになりました。そうするとヘッドフォンは必須となってきます。長時間装着して疲れなければ、まぁイイかくらいで適当に選んでいました。
当初はデザイン性からTeenage Engineering のヘッドフォンを使用していました。オシャレな感じと携帯に便利なので使っていました。ハイがカットされて中低位域がモッコリするのですが、聞き疲れしないので気に入っていました。しかし、カバンに入れて持ち歩いていると可動部分が折れてしまいました。
気に入っていたので(デザインが〜笑)再注文して、ついでにいろいろ検索していると「アシダボックス」なるものを見つけました。ものすごく評判が良くて一時期は入手困難な状態が続いていました。日本のメーカーでデザインがなんともレトロ。
Teenage Engineeringのヘッドフォンよりも安かったのでポチってみました。
♡調声に最適
結論からいいますと、めっちゃイイです。特にSynthesizerVの調声作業にバッチリです!
丁度、人の声の部分が聞きやすくて微細な変化もこのヘッドフォンだと聞き逃すことがないです。SynthesizerVで調声をされている方には、是非是非お薦めのヘッドフォンです。コスパも良いです。
同じデザインで、ST-90-05とST-90-07というのがあります。僕が購入したのはST-90-07のほうです。評判になっていたのはST-90-05のほうなのですが、さらにパーツのグレードを上げて音をよくしたのががST-90-07です。
低域はあんまり出ませんので、そういった需要の音楽には不向きです。声が聴き取りやすいので、調声とは抜群に相性がイイです。先にもいったようにヘッドフォンは、その目的に応じて使うのが理想的で万能性を求めるものではありません。
最初にいったようにヘッドフォンを使うのはあまり好きではないのですが、これはかなりお薦めです。これを使い出してから、SynthesizerVの調声で細部の音の動きに迷うことが減って作業効率が上がりました。
とにかく声の微細な変化がとてもわかりやすいので、是非使ってみてください!
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