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Amazonプライムで現在無料で見られる映画「罪の声」を鑑賞しました。グリコ森永事件を元に作られたフィクションです。
劇中音楽
劇伴音楽には大まかにいって2種類あります。
作曲手法
作品をぐいぐい盛り上げて、音楽が作品をひっぱていくスタイル。いわゆるメロディメーカー的な作風でスターウォーズやETの作曲家でおなじみのジョン・ウイリアムズなどがこのタイプですよね。
反対に作品の影でひたすら目立たず、しかし確実に作品を盛り上げていくタイプの音楽。
どちらかというと僕はコチラが好みです。ひたすら作品の影になりストーリーに陰影をつけていくタイプです。そして、今回鑑賞した「罪の声」の音楽はまさしくこのタイプ。
こういった手法の音楽は実はとても難しく、下手な音楽家がコレをやると全く意味の無い音楽を作ってしまうことになります。目立たないのだけど記憶に残る音楽というのはとても難しいのです。
つまり職人的な技が必要となります。
]劇伴作曲家の底力
作中ずっと気になっていました。
そしてエンドロールを見てびっくり。なんと「佐藤直紀」さんでした。なぜビックリしたかというと、いわゆる佐藤直紀風ではなかったからです。
確かに職人的な作曲家でとても尊敬する作曲家の一人ですが、佐藤さんはもどちらかというとハンス・ジマーのような派手な演出をするイメージでした。
「佐藤直紀風」ではなかったので、映画を見ながら「コレは佐藤直紀ではないな,,,誰だこの職人は?」ずっと思っていました。
なので、今回は劇伴作曲家の底力に感嘆しました!
そしていつも思うこと
日本映画を鑑賞した後にいつも思うことがあります。それはエンドロールの音楽。悲しいくらい大人の事情が反映されています。
いい加減、レコード会社のプロモーションはやめて欲しいです。いつも劇中とは関係ないアーティストの音楽を流す。そして今回、最悪なことにエンドロール中、佐藤直紀氏の奥ゆかしい音楽が流れず終わることです。
いやはや、なんとも情けない...。劇伴作曲家の作品にもっと敬意を払って下さい。
劇中音楽
劇中の登場人物の心情に寄り添い、音楽が全くストーリーを邪魔せず、しかし確実に陰影をつけていっています。音楽だけ聴くとあまり伝わらないかもしれませんが、映画を鑑賞された後にこの音楽を是非聴いてみて下さい。
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作品概要
35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。
食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。
大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。
「俺の声だ-」
それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
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